柔らかさ、張り、そしてやり直す勇気

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    まだまだじめじめした日々が続きますね。
    雨
    でも、葉っぱたちは雨をあびて、水をたっぷり含んで、青々と育っていますね!
    新緑


    さてさて、ミシン刺繍作成の話しの続きです。

    下地の刺繍が済んだコたちは、下描きの線を洗い流します。
    以前は筆に水をつけて、描画部分のみ消していたのですが、
    乾くと、水で消したはずの下描きがまた浮き出てくることがあったので、
    今では、しっかり水にくぐらせて洗い流しています。



    洗ったら、なんかさっぱりした感じです。

    布って、洗ったり乾かしたり、くしゃくしゃさせたりヒラヒラさせたりできるのがいい。
    この柔らかさと繊細さと清潔感が混じり合った感じがいいんですよね。
    素材の「汚し」で味を出して行く方法もアリだと思うのですが、
    私自身はあまり素材の「汚し」はしないです。
    「汚し」が出来るようになることも作品づくりの幅かもですが、
    まあ、それは別の機会に・・・
    今回の植物画は奇麗に丁寧に仕上げて行く方向でき


    菜   菜   菜


    生乾きの状態できっちりアイロンがけして伸ばしておきます。
    布は結構縮むので、水を通すたびに伸ばし気味にしておかないと、
    微妙に小さくなってしまいますから・・
    麻布はアイロンをかけるとパリッとするので気持ちいいですねーきらきら



    水色の線で下描きをしているので、縫ってもあまり目立たないのですが、
    洗ってぴしっとアイロンをかけると、お!!と言う程、細い線が現れます。

    糸の色の差もきちんとわかるようになりました。



    なんだかすっかり出来てんじゃん!てな感じですが、
    いやいやまだ道半ばですよ!
    これから、彩色と仕上げステッチで劇的に変わりますから!

    この1本線も面白いのですが、
    完成系に昇華するにはまた別のアイディア・コンセプトが必要になりそうです。
    なのでそれもまた別の機会に・・・


    菜   菜   菜


    下描きの線が消えて、刺繍の糸の細い線だけになると、
    足りないところや何か違うなーというところが見えてきます。
    彩色したり仕上げステッチをすることで大抵はまとまるのですが、
    形自体がおかしいところは、ここで修正しないといけません。
    色を塗ってしまったらもう後戻りできないので〜〜どくろ

    なんか気になるこのタラゴンちゃん・・


    ニコ修正前


    ペコちゃん修正後

    そこで、一部糸を抜いて、葉っぱの形を縫い直し、
    空きの多いところに少し追加することに。
    これでより自然な感じになったかなー?
    (自己満足)


    つい最近、テレビで見たのですが、(2002年の番組の再放送だけど)
    京都の伝統刺繍の作家さんが、これは違うと思った刺繍部分を、
    全てバシっと切って抜いて何回もやり直していたんですよね。
    おそらくびっくりするくらい高価な絹の刺繍糸、
    そしてびっくりするくらいの時間をかけて縫い上げた刺繍を、
    あっさりと鋏で切っていく。

    でも、その決断力と勇気が、最終的に良い作品を生むのですね。
    失敗をごまかさない。何回も戻ってやり直す。
    それがプロの仕事なんだと再認識いたしました。

    手仕事って時間がかかるから、
    やり直しって本当は泣き、なんですけどね・・アセアセ


    次はいよいよ彩色!
    ここで失敗すると・・・爆弾どくろ
     

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